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梅洞寺裏地下壕 打越町

訪問/撮影日 2009年6月

1999年の夏、八王子市打越町旭ヶ丘で、民家の裏庭に突然大きな穴が開き、住宅が傾く事故が起きた。このあたりでは以前にも庭に穴が開いたり墓地が陥没して墓石がのみこまれてしまう事故があった。戦争中に掘られた地下壕がこれらの事故の原因だった。

現在のところ、打越の東の沢に開口した地下壕が4ヵ所あり、旭ヶ丘団地と梅洞寺墓地の間に地面の陥没したところが4ヵ所あるので、合わせて8ヶ所以上の横穴式地下壕が並んでいたのではないかと考えられているらしいが、開口しているところでも危険なので立ち入ることはできない。

参考:
フィールドワーク 浅川地下壕―学び・調べ・考えよう P.52
地下壕とわたし (15)

地図:
Google Maps
国土地理院うおっちず

▼陥没で消えた墓石。

梅洞寺裏地下壕 打越町

▼手前が梅洞寺の墓地。梅洞寺の駐車場をはさみ、旭ヶ丘住団地が傾斜状に建ち並ぶ。場所がはっきりわからないのだけど、たぶんこの一帯に地下に壕があるのだと思う。ピンクの民家の2軒左の建物が陥没したと思われる廃屋。

梅洞寺裏地下壕 打越町

▼元中華料理店の廃屋。多分ここが1999年8月に地下壕のせいで陥没したと思われる。居住不可になって廃屋化してしまったのだろう。

梅洞寺裏地下壕 打越町

▼右側が梅洞寺方面。

梅洞寺裏地下壕 打越町


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